当協議会の賛助会員のJST(科学技術振興機構)さんのオンラインジャーナル
『産学官連携ジャーナル』の4月号の特集で「図書館のビジネス支援」が
掲載されましたので、ご紹介いたします。
http://sangakukan.jp/journal/index.html

記事の内容「特集2:図書館のビジネス支援」を簡単にご紹介させていただきます。
○「 課題解決型サービスとして広がる」
<ビジネス支援図書館推進協議会 副理事長/秋田県立図書館 企画広報班長 山崎 博樹氏>
米国などで行われていた公立図書館のビジネス支援が、日本でも21世紀に入り大規模館を中心に広がってきた。図書館員、会社員、研究者等によりビジネス支 援図書館推進協議会が設立され、シンポジウム開催など啓発活動が行われる一方、各地の図書館から具体的な成果が報告されるようになった。図書館の課題解決 型サービスの1つとして期待されている。

○「軽量シャッター補強材の製造販売を事業化」
<(株)沢田防災技研 代表取締役 沢田 克也氏>
開発製品の製造販売の事業化を模索する中で、鳥取県立図書館のスタッフ小林隆志氏がいろいろと相談に乗ってくれた。

○「PCBの新しい分解法など2特許を取得」
<(株)ハーケン科学技術研究所 代表取締役 岩井 昭雄氏>
福岡県立図書館の蔵書をフルに活用して、PCBsの新しい分解法など2つの特許を取得した。
図書館の文献で自らの技術の独創性を確認。特許申請の方法についても同図書館スタッフの支援で勉強した。
⇒※事務局注)この事例については鳥取県立図書館の「図書館で夢を実現しました大賞」(http://www.library.pref.tottori.jp/business/yumezitugentaisyo_2008_02.html)優秀賞を受賞されました。

『産学官連携ジャーナル』を掲載しているWebサイト「産学官の道しるべ」では、ビジネス支援図書館の各種業務に有用な助成金などの制度や、産学官連携コーディネータなどの情報の検索が可能ですので、併せてご紹介させていただきます。
http://sangakukan.jp/